介護食士とは
介護食士は、厚生労働大臣許可の社団法人全国調理職業訓練協会が、介護に携わる方たちの調理技術を向上させる目的で設けられた認定資格制度です。
要介護者にとって介護職は、生きていくためになくてはならないものです。従って、介護食に関する知識は、ホームヘルパーや栄養士、調理師、介護福祉士など、介護関係の仕事に携わる方に人気があり、年間約3,500人もの有資格者を輩出しています。
介護食士は、要介護者向けの食事が提供できる専門知識を学んだ人に与えられる資格です。資格には1級から3級まであります。
現在、協会では、介護食士の資格取得を希望する方のために、協会会員校において、介護食士講習会を開講しています。特に、3級の講習会は、介護食の基礎知識を取得できるので、介護食に興味がある方など、一般の方も数多く受講しています。
講習会の講習時間は、3級でも72時間ととても内容が濃く、経験豊富な講師陣から直接、受講することができます。
受講資格
級別 | 受講資格 |
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介護食士3級 | 受講資格不要(誰でも受講できます) |
「受講することによって介護食の基本知識・技能を得る」 | |
健康な高齢者が、見た目に美味しく、食べても美味しい栄養バランスの摂れた食事を作ることが出来る人を目指す。 | |
介護食士2級 | 協会が指定した認定施設において、介護食士3級資格を取得した者。 |
「受講することによって介護食の基本から応用までの知識・技能を得る」 | |
軽い障害のある人が美味しく食べることの出来る食事をつくることが出来る人を目指します。 | |
介護食士1級 | 協会が指定した認定施設において、介護食士2級資格を取得した後、2年以上、介護食調理の実務に従事し、25歳以上の者。 |
「受講することによって介護食(色々な介護の在りように応じた対応ができる)の専門知識・技能を得る」 | |
障害のある人が美味しく食べることの出来る食事をつくることが出来る人を目指します。 また、施設(病院以外)において、管理者になれる人を目指す。 |
*当学園では介護食士2級、介護食士3級の講座を開講しております。
受講者の声
- 料理を作ることが好きじゃなかったのですが、講座を受けるようになってからは、料理が楽しくなりました。
(45歳 女性 主婦) - 調理の基礎が学べ、ニュースやテレビ番組で出てきた栄養の意味がわかり、栄養学や食品学が楽しいことに気が付きました。
(42歳 女性 主婦) - もう少し早くに講座を受けていたら、亡くなった母にもっと美味しい食事を作ってあげられたのにと思います。
(55歳 女性 介護福祉士) - 病院の厨房に採用が決まりました。講座で資格を取れたことが決め手になりました。ありがとうございました。
(45才 男性 調理師 長崎大学病院採用) - 訪問介護の事務所を経営しています。食事についての指導を行なう際、テキストや講座の内容が役に立っています。
(45歳 女性 介護福祉士) - 調理師学校在校中に受講したおかげで、就職先の施設ですぐにおかゆを作ることが出来ました。
(20歳 女性 福祉施設勤務) - 居酒屋を経営しています。ゼラチンを使う寿司などで、高齢者のお客様に喜ばれています。
(50歳男性 居酒屋経営)
資料請求・お問い合わせ
連絡先 | 学校法人 川島学園 九州調理師専門学校 公開講座係 |
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住所 | 〒852-8002 長崎県長崎市弁天町5番5号 |
電話 | 095-861-7008 平日9:00~17:00 土曜9:00~12:00 |
ダウロード | 介護食士2級認定講座 ・募集要項【PDF】 ・申込書【PDF】 |
介護食士3級認定講座 ・募集要項 H27 3級【PDF】 ・申込書【PDF】 |